最近、僕たちの塾が目指している「ITビジネスに『超』実践的な学びを」っていう言葉の意味を、改めて噛みしめることが多いんですよね。特に生成AIの進化を見ていると、もう教科書的な知識だけじゃ全然追いつかなくて。実際に触って、試して、失敗して…そのプロセス自体が一番の学びになるんだなって痛感します。周りでも「ChatGPT、すごいらしいね」って話はよく聞くんですけど、「で、具体的に仕事でどう使ってる?」って聞くと、意外と「文章の要約くらいかな…」って人が多い気がします。もちろんそれも便利なんですけど、それだけじゃもったいない!まさに、こういう新しい技術をどうやって自分たちのビジネスの現場に落とし込んでいくか、その「実践知」こそが今、一番価値があるんじゃないかなって思うんです。
そこで僕が最近ハマっているのが、「生成AIを企画業務のブースターとして使う」っていうテーマです。アイデアの壁打ち相手になってもらうだけじゃなく、もっと泥臭い、でも重要なプロセスに組み込めないかなって。例えば、新サービスの企画で市場調査をする時、ユーザーレビューやSNSの投稿を何百件も読んで傾向を掴むのって、結構大変じゃないですか。これをAIに任せられないかなって思ったんです。実際にPythonとOpenAIのAPIを使って、特定のキーワードに関するレビューデータを集めてきて、その感情分析(ポジティブかネガティブか)と、よく使われるキーワードの要約をさせる簡単なスクリプトを組んでみたら、これが思った以上に精度が高くて。こんな感じです。
import openai
import pandas as pd
# 事前にAPIキーを設定しておく
# openai.api_key = "YOUR_API_KEY"
# サンプルのレビューデータ(実際はCSVなどから読み込む)
reviews = [
"このアプリ、UIが直感的で最高!毎日使ってます。",
"機能は良いけど、時々フリーズするのが残念。",
"サポートの対応が迅速で助かりました。これからも使いたい。",
"値段が高い。もっと安ければ良いのに…。",
"アップデートで欲しかった機能が追加されて嬉しい!"
]
def analyze_reviews(review_list):
results = []
for review in review_list:
try:
prompt = f"""
以下のユーザーレビューを分析してください。
1. 感情(ポジティブ、ネガティブ、ニュートラル)
2. 要点(一文で)
レビュー: "{review}"
分析結果を以下の形式で出力してください。
感情: [分析結果]
要点: [分析結果]
"""
response = openai.ChatCompletion.create(
model="gpt-3.5-turbo",
messages=[{"role": "user", "content": prompt}],
temperature=0
)
content = response.choices[0].message['content']
# 簡単なパース処理
sentiment = content.split('感情: ')[1].split('\n')[0]
summary = content.split('要点: ')[1]
results.append({'review': review, 'sentiment': sentiment, 'summary': summary})
except Exception as e:
print(f"Error analyzing review: {review}\n{e}")
results.append({'review': review, 'sentiment': 'Error', 'summary': 'Error'})
return pd.DataFrame(results)
# 実行
df_analysis = analyze_reviews(reviews)
print(df_analysis)
# 出力結果のイメージ
# review sentiment summary
# 0 このアプリ、UIが直感的で最高!毎日使ってます。 ポジティブ UIの直感的なデザインを高く評価し、日常的に利用している。
# 1 機能は良いけど、時々フリーズするのが残念。 ネガティブ 機能性には満足しているが、安定性に課題があると感じている。
# 2 サポートの対応が迅速で助かりました。これからも使いたい。 ポジティブ 迅速なカスタマーサポートを評価し、継続利用の意向を示している。
# 3 値段が高い。もっと安ければ良いのに…。 ネガティブ 価格設定に不満を持っており、値下げを望んでいる。
# 4 アップデートで欲しかった機能が追加されて嬉しい! ポジティブ 最近のアップデートで追加された新機能に満足している。
もちろん、APIを使わなくても、もっと手軽に企画の質を上げる方法はたくさんあります。僕がよくやるのは、ChatGPTに特定の役割(ペルソナ)を与えて、企画の草案をレビューしてもらうことです。例えば、「あなたは30代の忙しいワーキングマザーです。この新サービス案を見て、どこに魅力を感じますか?逆に、どこが使う上でのハードルになりそうですか?」みたいに、具体的な視点を指定して壁打ちするんです。そうすると、自分一人では気づけなかった視点や懸念点がどんどん出てきて、企画がブラッシュアップされていく。ただ、塾の先生もよく言ってますけど、AIの言うことを鵜呑みにするのは絶対にNG。あくまで思考の「叩き台」であり、最終的な判断やファクトチェックは人間がやるべき。この距離感がすごく大事だなって思います。
結局、生成AIって魔法の杖じゃなくて、僕たちの思考を拡張してくれる超優秀な「相棒」なんですよね。どういうタスクを任せて、どういう質問を投げかければ、この相棒の能力を最大限に引き出せるのか。それを試行錯誤しながら見つけていくプロセス自体が、これからのビジネスパーソンに求められるスキルなんだと思います。こういう新しい技術とビジネスの現場をどう繋ぐか、そのリアルな方法論を学べるのが、やっぱりこの塾の面白いところだなって、改めて感じています。机上の空論じゃなく、明日から使える武器を手に入れる。そんな感覚が、学んでいて一番ワクワクするところですね。