僕らが目指している地方でのIT人材育成って、実は全国的にもかなり注目されている分野なんだよね。特に最近は、東京一極集中から脱却して、地方でもしっかりとしたデジタル人材を育てていこうという流れが強くなってきている。そんな中で、どの地域がこの分野で盛り上がっているのか調べてみたら、意外と面白い傾向が見えてきたんだ。
まず目立つのが福岡県。ここは「スタートアップ都市ふくおか」として官民一体でIT企業の誘致や人材育成に力を入れている。LINE Fukuokaやメルカリなど大手IT企業の拠点もあるし、九州大学をはじめとした大学との連携も活発だ。実際に福岡市のスタートアップ支援事業「Fukuoka Growth Next」では年間100社以上のスタートアップが活動しているらしい。地方都市でありながら、東京に匹敵するレベルのIT人材育成環境が整っているのは本当にすごいと思う。
それから注目したいのが石川県。特に金沢市周辺では、伝統工芸とITを融合させた独特な取り組みが進んでいる。金沢工業大学のようにものづくりに強い大学があることで、単純なプログラミングだけじゃなくて、IoTや組み込み系の人材育成が充実している。僕が調べた限りでは、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)も含めて、この地域のIT人材の質はかなり高いレベルにあるようだ。地方だからこそできる、じっくりと腰を据えた人材育成が功を奏している感じがする。
意外だったのが島根県。「Ruby」の生みの親であるまつもとゆきひろさんの出身地ということもあって、県を挙げてRubyを活用した人材育成に取り組んでいる。「Ruby City MATSUE」プロジェクトでは、地元企業とエンジニアをマッチングする仕組みも整っているし、移住支援も手厚い。人口が少ない分、一人ひとりに対するサポートが濃密で、僕らが考えている「一人ひとりを大切にする人材育成」という理念と通じるものがあるなと感じている。こういう地方の取り組みを見ていると、IT人材育成って必ずしも大都市である必要はないんだということを改めて実感するよ。
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